シトルリン 効果

シトルリンは男性向けサプリメントの定番

シトルリンはアルギニンに比べて知名度は低いですが、男性向けサプリメントの定番となりつつあります。

 

知名度が低い理由は単純に「新顔」であるというだけで、今後は広く知れ渡ることでしょう。

 

シトルリンが食品として利用することが可能になったのは2007年4月。

 

厚生労働省の認可を待ってサプリメントとしての流通が解禁されましたが、欧米では20年以上前から利用されていました。

 

ただし、ヨーロッパの市場で流通しているのはシトルリンにリンゴ酸を結合した【シトルリンマレート】と呼ばれるものです。

 

フランスではこのシトルリンマレートが、「スティモール」という名称で医薬品登録されていて、医療施設で処方されています。

 

アメリカではシトルリン単体とシトルリンマレート両方がサプリメントとして流通しています。

 

いずれも筋肉増強や体力向上に高い効果を発揮するとして人気のサプリメントです。

 

ステロイドが社会問題となっているアメリカでは、こうした筋肉増強や精力増強、血流改善などの効果を持つシトルリンやアルギニンの人気が非常に高まっています。

シトルリンが日本でも人気の理由

シトルリンの効果については、日本でも古くから知られていました。

 

そもそも、1930年台にシトルリンを発見したのは日本人なのです。

 

海外のサプリメント事情に詳しい人は、早期に個人輸入などして取り入れていました。

 

20年以上の実績があるため、欧米ではシトルリンの研究データや検証報告が蓄積されています。

 

そのため、2007年に日本でシトルリンが解禁されると同時に、待っていましたとばかりに一気に人気に火がついたのです。

 

また、シトルリンは一酸化窒素の生成サイクルを通して、アルギニンと相互に変換されます。

 

アルギニンの効果については日本でも十分知れ渡っていたため、その効果を相乗効果で高められるシトルリンを受け入れる土壌はすでに整っていたのです。

シトルリンが生成する一酸化窒素の作用はノーベル賞のお墨付き

シトルリンが注目される理由のひとつに、一酸化窒素の生成促進作用があります。

 

体内で産出された一酸化窒素は、1秒にも満たない一瞬のうちに消え去ってしまいます。

 

その数分の1秒という短い間に、体内の様々な組織に影響を与え、驚くほど多くの生理作用を生み出します。

 

とくに高い効果を発揮するのが血管拡張や血圧調整など、心血管系への働きです。

 

この一酸化窒素の働きに関する研究によって、1998年にルイス・J・イグナロ博士は他2人の研究者とともにノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 

そしてシトルリンの持つ効果は、そうした一酸化窒素の生成作用だけでなく、独自の作用も多数あり、高い期待を持たれています。

 

疲労回復や精力増強は男性にとって嬉しい効果ですし、冷え性や美肌効果は女性にとって嬉しい効果でしょう。

 

そうしたシトルリンの様々な効果について、当サイトでは詳しくお伝えしていきます。

 

ぜひ、シトルリンのサプリメント選びの参考にして下さい。